どんな音楽聞いてるか(シーズン1 その5)
コカ・コーラとiTunesがコラボレイトしたキャンペーンが9月末で終了した。この歳でいまだにコーラ好きで1日1本(500mlロング缶)は飲んでいるが、コレに付いているキャンペーンシールのシリアルナンバーを専用サイトに送ると、当たりが出たらiTunesのストアからお好きな1曲をダウンロード出来る。というもので、約60回挑戦して当たりは3回だった。2曲はクレイジーケンバンドの未入手曲に充て、ラスト1曲はどうしようか瞑想して思案すること30分。「あー、あの時聴いてイイなーと思ったあの曲、なんだっけなー?」という超漠然とした記憶で、憶えている情報はバート・バカラック作曲・シンガーはアレサ・フランクリン。昔観たジュリア・ロバーツ主演の映画の中で印象的に使われていて、映画本編より自分的にはよっぽど収穫だったあの曲。なんだっけ?念のため所有するアレサ・フランクリンのアルバムCD5枚を再確認したが、やはりどれにも入っていない。
しかしまあ、今はとても便利な世の中になりましたね。iTunesStoreサイトでアレサ・フランクリンを探し、適当に目星をつけて試聴してったら、すぐ見つかりました。曲名は「I Say a Little Prayer」だそうデス。即イタダキました。コカ・コーラさん有り難う!十年来の胸のつかえが1つ取れましたわ。改めてじっくりと聴くと、やっぱイイ曲です。バート・バカラックらしい、よく彼の楽曲を評して使われる表現「流麗なスコア」って感じの美メロさとアレサ・フランクリンの伸びやかなヴォーカル、サビで入るコーラス等にゴスペル風な(曲名から察せられるが)要素もあり、実に清々しい名曲でした。
あとで答え合わせのようにウィキで「I Say a Little Prayer」を調べたら、自分の記憶はかなりいい加減であることが判った。(注)『正確には、ウィキペディアには「Say a Little Prayer」という全然無関係の日本のヴォーカルユニットが載っており、そこから別のキーワードを辿っていって到達した』
- 映画タイトル:記憶では「ノッティングヒルの恋人」(99年・米。ヒュー・グラントが共演で、要は現代版「ローマの休日」みたいな話)だと思い込んでいたが、バツ。正解は「ベスト・フレンズ・ウェディング」(97年・米)でした。確かストーリーはジュリア・ロバーツはウェディング・プランナーで、自分がプロデュースする挙式の新婦が若かりし頃のキャメロン・ディアス。で新郎がジュリア・ロバーツの元彼で、仕事と三角関係の間でジュリアが悩んでしまうとかそんな話だったかな?あんまし憶えていないや。
- 作中の曲:「I Say a Little Prayer」なのは間違いなかったが、アレサ・フランクリンのヤツ(1968年)ではなく、ディオンヌ・ワーウィックが先にこの曲をヒット(1967年)させていて、作中使われていたのはどうやらこちらの方だったらしい。ちなみに曲の邦題は「小さな願い」だそうです。