マイケル追悼

ブログ更新に間が空きすぎて、もはや時事ネタとしては古過ぎるが、これは触れないわけには行かない。脳内メモリを始めた当初、「今あえてマイケル・ジャクソンのスリラーを聴いている」と書いたことがあったが、まさかマイケル・ジャクソン(以下MJ、またはマイケルと略す)が死んでしまうとはもちろん予想だにしていなかった。今たまたまCOUNTDOWN・TVを付けていたら「スリラー」4位だって。
MJの死因はまだ断定されていないが薬物の過剰摂取説が濃厚のようだ。この『薬物過剰摂取』という死因は、急逝した世界的スーパースターの死因としてはポピュラーで、思いつくだけでもマリリン・モンローブルース・リーが挙げられる。
実は脳内メモリ的にはMJはあまり思い入れが無い。以前言及した事だが「オレたちひょうきん族」におけるウガンダ・トラの「スリラーのPV完コピメタボマイケル仕様」が最も強烈な記憶で、次点は東京ディズニーランドの「キャプテンEO」かな。

このアトラクションはもうだいぶ前にクローズされているが、自分的にはそんなにキライじゃなった。少なくとも現行の3Dアトラクションである「ミクロアドベンチャー」よりは好きだったなあ。何と言ってもこの時期のマイケル(1985年頃?)は一番カッコいいのではなかろうか。肌は後年の美白時代と違い褐色で、ただし顔面は多少改造されておりルックス的には最もバランスの取れていた時代だと思う。マイケルの振り付けについては今も昔も関心無いが、「キャプテンEO」では全盛期のオーラが出まくっていて、映像作品としては「スリラー」より遥かに洗練されている。

所有するMJ関係のアルバムは、ジャクソンファイヴ時代を含めて6枚。ジャクソンズとか80年代後期以降にまでは手が出ませんでした。名曲は多々あれど特に私的オススメ曲は2曲。アルバム「GOT TO BE THERE」(写真右上)収録の「I WANNA BE WHERE YOU ARE」。これはのちにマーヴィン・ゲイもカバーしているが、マイケルバージョンは哀愁漂う曲調で古い表現を使うと「こみ上げヤングソウル」な1曲。もう1曲はアルバム「OFF THE WALL」(写真上段中央)収録の「Rock With You」これは今だにドライブ中に流してもハマるような爽快な曲で、往年のレイ・パーカーJr的な(駄曲ゴーストバスターズとは全然別ですよ。誤解なきよう)西海岸を感じさせる名曲です。マイケルの49日には個人的追悼企画として聴きまくろうかしら。