アルフォート

閑話休題、とりとめのない話で・・・。
日常仕事をしていると、大体夜19:00〜20:00頃に小腹が空いてくるのが昔からの生理現象で、この空腹をどうやり過ごすかが、ちょっとした日課だ。バブルはとっくに終わっていたけど、今にして思えばまだまだ仕事のスピードにゆとりのあった10年くらい前は、同僚何人かで、近くの中華料理屋から出前を取って、仕事を一時中断してワイガヤしながら食べたりしていたけど、時代のせいなのか、ウチの会社がそうなってしまったのか、今やそんな悠長な雰囲気は微塵も無く、コンビニでお菓子を買ってきて、仕事を続行しつつ脳に糖分を補給するというスタイルが定着している。
子供の頃からチョコレート好きゆえ、残業のおやつはチョコ菓子系が多い。かつては、「チョコ系で小腹が満たせる」という第一条件をクリアしていた「スニッカーズ」を愛用していた時期もあった。ただしスニッカーズは、内部のキャラメルっぽい構造の食感がイマイチ好みではないのが惜しい点だった。自分的に「最も完成度の高いチョコ菓子」の称号を与えられている「キットカット」は、味、食感とも申し分ないのだが、分量が少ないのが残念で、かといって2コ買うのはもったいない(おやつは¥100程度に収める自己ルール)
近年では、コンビニ各社、プライベートブランドのお菓子を各種開発していて、¥105のピーナツチョコやチョコダイジェスティブビスケットなども、コストパフォースが高くなかなかポイント高い。
だが、何と言っても現時点でのキングオブおやつは、ブルボン「アルフォート」シリーズに尽きる。
アルフォート」とはどんなお菓子なのか説明すると、マクビティ等のチョコダイジェスティブビスケットの仲間のような印象で、上半分がチョコレート、下半分がビスケットという2段構造で、大きさはマクビティより全然小さく、3cm×2cmくらいの長方形で女性でも一口でいけるサイズ。この「アルフォート」の何が素晴らしいのかというと、『チョコとビスケットの比率』なのである。これまでのチョコダイジェスティブビスケットでは、「あくまでビスケットがメインで、チョコレートは表面にコーティングされている」スタイルであるが、アルフォートの場合チョコレートの割合が大幅にUPし、「板チョコの下にビスケットがくっついている」感じになっていて、これが「最高の食感」「味覚的に最高のバランス」「丁度良い塩梅で小腹が満たされる」という、残業おやつとしてベストな存在となっているのだ。値段も、コンビニでは¥100〜¥105で買えるので財布にも優しい。





現在販売されているのはこの4種類で、まず写真一番上、青のパッケージ。これがアルフォートのスタンダードタイプで、「コクのあるミルク味」。最初はこの1種類のみで、さんざん食べたので今はむしろ飽き気味の為ほとんど食べていない。次、写真順がズレるが、上から3番目、赤のパッケージ「豊なミルク風味」、ミルクチョコレートに目の無い自分的には最も好きな味で、青のヤツもミルクチョコなんだけど、こっちは「リッチミルク」タイプである。ただ会社近辺のコンビニには現在置いていないのが残念。
次、上から2番目「マイルドなカカオ風味」。ビターチョコにココアビスケットを合わせたバリエーションで、これは疲労が激しい時に食べるとウマイ。最後、一番下「クリーミーなバニラ風味」。これが最近のお気に入りで、バニラ風味のホワイトチョコレートにココアビスケットを合わせたタイプで、この組み合わせは、ホワイトチョコ独特の、コクのある味を、甘味の少ないココアビスケットが見事に引き締めていて、元々が苦手だった自分としては目からウロコの美味しさである。
ブルボンというメーカーは昔から「ルマンド」とか「プチ」シリーズとか、独自性の高い菓子を開発し続けていて、今後「アルフォート」シリーズのさらなる発展を期待したい。そういえば「アルフォート」の姉妹版みたいな存在に「ブランチュール」というのがあるので今度食べてみるか。