「八重の桜」どうすかね。

大河ドラマは、去年の「平清盛」にハマリ過ぎて(脳内ランキングではダントツ1位)、今年は燃え尽き症候群気味に「八重の桜」を観てます。
第7回まで観た印象では、昨年のアンチテーゼというか、あまりにもマニアック過ぎて、もはやカルトの域に達してしまい視聴率的にも惨めな結果に終わった「平清盛」に対する反動からか、すごくわかり易いし、内容的にも今のところは「藤沢周平的」古き良き日本な展開で、燃え尽き症候群な自分には丁度良いテンションです。

大河は原則録画鑑賞。(誰にも邪魔されたくない為)

巷では八重の兄、山本覚馬役の西島秀俊がいいね。って話題になっているようだけど、自分的には会津藩松平容保役の綾野剛がすごくイイ。前回孝明天皇市川染五郎)に拝謁するシーンはちょっと感動してしまった。それだけではなくてとにかく綾野が出てくるシーンは全部素晴らしい。この人主役にしたほうが良かったんじゃないかと思う程だ。
清盛の時の窪田正孝平重盛役)といい今の若手俳優って上手い人が増えてきているのだろうか。
綾野と逆の意味で好きなのが中村獅童。相変わらず1本調子な武骨者を演じており、レッドクリフの回で触れたけど、武将役No1の称号を捧げたいです。この役(佐川官兵衛)は後の戊辰戦争で活躍すると思うので要注目キャラです。
…結局主演の綾瀬はるかにはコメント無しか。でも番宣でやってた、鶴ヶ城攻防戦におけるスペンサー銃で狙撃する女性兵士っぷりはカッコいいので早く見たいです。