アメリカ最強の刑事は誰か

nisi6hiroyuki2007-09-21

「R25」って、創刊して3号目くらいまでは、木曜日になると地下鉄の駅構内の専用棚を物色して読んだりしてたけど、今は全然読んでないです。というより、「R35」を新たに創刊してくれねーかなーと思う今日この頃、「激しく同意」する30代半ばの男性は日本に5万人はいると推測される。で、その5万人のうち1万人くらいは、「最強のアクション俳優って誰?」と真剣に研究したことがあるハズ。さらに限定して「アメリカ最強の刑事(役)って誰だろう」と少しでも考えたことがあるヤツは3000人程はいると思う。
そこで、さっそくですが私見アメリカ最強刑事(役)」ランキングに参りたいと思います。相変わらず片手落ち感&独断(たとえば、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ全く未見とか最近の映画事情に疎いとかで、知識がかなり欠落)で進めます。

6位:「ブリット」ブリット(スティーブ・マックイーン)

コメント→ドライビングテクニックにおいてはダントツ。しかし他の面では地味目か。(ただしマックイーンのガンさばきの上手さには定評があるそうだ)映画自体が刑事モノの中ではハードボイルド寄りなので派手なドンパチは無い。

5位:「フレンチ・コネクション」ジミー・ドイル(ジーン・ハックマン

コメント→パート2ではかなりグダグダだったのでパート1限定で。知力・体力・ドライビング・テクニックが高レベルにまとまっている。但し重要要素のガンさばきは未知数(発砲シーンが少ないため)

4位:「ダーティー・ハリー」シリーズ、ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド

コメント→シリーズ5作通してハイアベレージを保っているという点で4位にランクイン。特にパート3ではバズーカ砲持ち出したりしていてイイ齢して何をしでかすか分からん雰囲気が素敵。

3位:「ダイ・ハード」シリーズ、ジョン・マクレーンブルース・ウィリス

コメント→総合能力(知力・体力・運転能力・射撃術・格闘能力)が高レベルにまとまっている。なんといっても環境適応能力はナンバー1だろう。パート2ではライターの火だけでジャンボジェット機を撃墜するという離れ業を見せている。

2位:「グリマーマンジャック・コール(スティーブン・セガール

コメント→セガールは、刑事役でも強かった!初期の「刑事ニコ・法の死角」あたりだと、途中挫折したりする弱さがあるんだけど、「グリマーマン」は最初から最後まで最強。「セブン」を彷彿とさせるような猟奇犯罪に立ち向かうんだが、結局アタマは使わず全てを腕力で解決させる姿勢が良いです。とにかくセガール映画は何見ても同じなので、ジャック・コールという役名は正直どうでもいい。「セガール強え」という印象しかナシ。

1位:「リーサル・ウェポン」シリーズ、マーティン・リッグス(メル・ギブソン

コメント→カタログスペック上では最強間違いナシ。たしか特殊部隊あがりという設定で、射撃術はライフルによる長距離狙撃から近距離では拳銃の多弾速射まで超絶の腕前。格闘技はカポエラ柔術をマスター。その能力は作品上にも生かされており、
パート1=退役将校による犯罪組織
パート2=人種差別政策を取る某国(当時の南アっぽい)の領事とその部下達
パート3=警察OBによる麻薬組織
パート4=ジェット・リー(と、チャイニーズ・マフィア)
を全て壊滅に追い込むのであった。もっとも相棒のマータフ(ダニー・グローバー)その他の協力もあるのと、パート3以降ではリッグスとマータフが「ボケとツッコミ」化してきて、バディ・ムービー的色彩が濃くなってきたのが賛否の分かれるところであろう。
とまあいろいろゴタクを並べましたが「世界最強刑事」は「西部警察」の大門(渡哲也)であることは疑いの余地は無い。