博報堂に行った日

会社の近所に最近まで旧博報堂本社があった。この博報堂旧本社の思い出です。
確か大学2年の頃(1991年)だったと思う。ピンポイントの日払いアルバイトで「商品開発のための学生リサーチ」的な、何だか特殊な仕事をした事があった。
どういう内容かというと、広告代理店がメーカーからの依頼なのか、逆にメーカー向けプレゼン用なのか、いずれにせよ商品開発の為に、当該商品のターゲット層である大学生を呼んで意見徴収を行うという業務であった。
この時初めて『神保町』に行ったという経験も含めて結構鮮烈に記憶に残っている出来事だった。当時はまだあった旧博報堂本社は、一目でわかる戦前コンクリート建築で、そのクラシカルな、重厚かつ華麗な雰囲気に圧倒された。そして就職先がこの博報堂の傍だったというのも何かの因縁だったのだろうか。そして2015年5月の今、残念ながら学生時代に一度だけ訪れたアール・デコ調の旧本社は取り壊され、イマドキ風な再開発高層ビルに生まれ変わった。しかしレトロな旧博報堂本社リスペクトとして、そのファサードを再現しているのがイイですね。

こういう、新旧折衷建築的手法って、現在の丸ビル、新丸ビルを代表例として、今のトレンドなんすかね。

お土産

先日、カミさんと子供達が大阪のUSJに行ってきた際のお土産。

自分は平日休みを取れるわけもなく、平常通り仕事でした。負け惜しみを言うようだがUSJにはあまり興味が無いので、「別にどうぞいってらっしゃい」という感はあった。あーでも「進撃の巨人」のアトラクションは行きたかったなー。巨人に喰われる写真撮りたかったなあ。せめてものお慰みとしてリヴァイのスマホスタンドをお土産にリクエストした。本当は調査兵団のマントがほしかったのだが、高いんで・・・。
TOKYOMXで「進撃の巨人」を再放送していて、どハマりしている。アニメでこんなにハマったのは小2の時「機動戦士ガンダム」以来、三十数年ぶりか。近年では「宇宙戦艦ヤマト2199」も毎回スゲェ楽しみに観ていたけど、これはオリジナルの宇宙戦艦ヤマトを知っているから故であって、オリジナルストーリーでこれだけ熱中させるのはやはり1stガンダム以来です。「進撃の巨人」の何がそんなに熱中させるのか?もはや国民的ブームになっている本作品を自分ごときが語るのはあまりにも陳腐な結果に終わりそうなので省略。ここで言いたいのはリクエストして買ってきてもらったリヴァイのスマホスタンドが予想以上に大きくて置き場所に困っているという件。ホントは会社のデスクに鎮座させようと企んでいたのだが、やっぱこれはちょっと無理だなあ。

再放送希望

前々回取り上げたドラマ「親にはナイショで...」も原田芳雄の肩パッド見たさで再放送希望だが、今一番見たいのはアニメ「戦闘メカ ザブングル」です。
iphoneアプリでニコ動を入れっぱなしにしていたのを思い出して、80〜83年頃の松田聖子動画を睡眠導入剤代わりにループするようになり、逆にテンション上げたい時は「戦闘メカ ザブングル」の主題歌をかけるという鉄板パターンを確立したがゆえで、この主題歌を歌うのは串田アキラ。「富士サファリパーク」のCMでのシャウト唱法で名を馳せたアニソンシンガーです。「富士サファリパーク」のCMソングは和田アキ子が歌っているという俗説が流布されていた時期もあったが、最近バラエティ番組等で「あの富士サファリパークを歌っていたのはは○田アキ○だった!」というフレーズで和田アキ子と思わせておいて串田アキラ登場!というのを2度程見たことがある。
で、この「戦闘メカ ザブングル」での串田アキラのシャウターっぷりはオープニング映像のカッコよさと相まって、アニメに限らずドラマ・映画等も含めて「テンションがアガる主題歌、主題曲」史上ベスト3に入る。
このアニメは1982年、小5の頃だったと思うけど「機動戦士ガンダム」で始まったサンライズのリアルロボット・ハードSF路線が「太陽の牙ダグラム」で行き着く所まで行った後の「戦闘メカ ザブングル」は「ロボットアニメと西部劇とSFの融合」という破天荒な設定&ストーリーで、普通に考えれば「これダメだろ。」という内容なんだろうけど、それが意外にも超面白かった記憶がある。しかしながら「親にはナイショで...」と同様、超オモシロかったんだけど全く内容を憶えていないパターンなんです。再放送枠として期待しているのがTOKYOMXの火曜22:30「アニメの神様」枠。「宇宙戦艦ヤマト2199」「機動戦士ガンダム」と来てそろそろ「戦闘メカ ザブングル」じゃないすかねー。「伝説巨神イデオン」でもよいです。

ポメラDM5

先日、有楽町のビックカメラアウトレットにて¥2980(税別)で売っていたのを衝動買いしてしまった。ポメラ結構欲しかったんだよなあ、このDM5はポメラシリーズのラインナップでは廉価版、液晶画面は初代ゲームボーイみたいで視力が落ちそうなアレなんだがそれでも定価¥19800+税と高くて全然手が出せなかった。が、有楽町ガード下のビックアウトレットで投げ売り状態だったのを見て思わず購入。テキスト入力しか出来ない、いわば簡易ワープロだから¥2980ならコストパフォーマンス的にも割が合うだろう。ブログの下書きなどはコイツの出番がありそうだ(ブログをあまり更新しないので結局出番は少ない?)あとは会議の議事録作成用にガシガシ使うかなあ。小さく畳んでカバンにちょこんと突っ込んで持ち運べるので外出先でチョロっと文章作る際に有効そう。


折りたたんだ状態。ニンテンドーDSと同じくらい。

また見たい

「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の過去音源を聴いていたら、スゲエ懐かしいフラッシュバックがあったので書いておこう。
「ソフト化希望映像特集」という回で、コンバットRECと町山智浩宇多丸がそれぞれソフト化してほしいTV番組や映画をダベリ合うという回だったのだが、宇多丸が推してたのが、まず「ふぞろいの林檎たち」、特にパート3を今見直したいと言ってたのがさすがでしたね。しかしそれよりも「親にはナイショで…」というTVドラマを取り上げていたのがツボだった。
「親にはナイショで…」を宇多丸が推していた理由が、「当時スゲー面白かった記憶があるんだけど内容を全く覚えていない!」から再確認したいという事。そうだった!自分も当時(87年か?)→後で調べたら86年でした。このドラマ観ていたけど、全く内容を覚えていないわ。で、宇多丸師匠曰く、ネットでいろいろ探したけれど、本編は出てこなくて辛うじてオープニング映像があったと。そしてこのオープニングで一番の注目ポイントは「原田芳雄の肩パッドの広さです!」という発言に爆笑してしまった。これはどういう事かと言うと、このオープニングの原田芳雄のショットだけは自分も潜在的に覚えていて、その記憶が猛烈にフラッシュバックされたからであるのだが、爆笑の反面、記憶が蘇った事にちょっと感動すらしてしまった。
この後の宇多丸とコンバットRECの会話にも腹抱えて笑ったんだけど、「え、吉川晃司は越えてるんですか?」「余裕です!86年だから、84,85年くらいで肩パットが当たってきたじゃないすか、それが段々伸びて、最終進化系です!」この分析、その通り!と激しく同意です。まあバブル期で肩パッド盛り気味のソフトスーツが当時のサラリーマンの標準服だった時代だったけれど、「親にはナイショで…」の原田芳雄はそんなモンじゃなかった。宇多丸先生が「ストップメイキングセンスといえば伝わりやすいかな」とおっしゃっていたけど、ストップメイキングセンスなるものを知らなかったので早速検索したら、確かに納得いたしました。 

閑話休題(安エナジードリンク)

ユルく語る日本の歴史は小休止。ユルく語るつもりでもどうしても歴史ネタは真剣になってしまい、脳力も結構使うのでメモリが重くなってしまった。
今回はサクっと行きます。
以前「酔い覚ましに最も効果的なのがエナジードリンク」という記事を書いたのだが、先日久々にしこたま呑んでしまい帰路「モンスターエナジー」でシャキっとしてから帰宅したことがあり、以来探究心がちょろっと出てきて、エナジードリンク(安いの限定)を時々飲むようになった。前述したのだが「モンスターエナジー」は高いのでやっぱここ一番の時しか飲まないようにしている。で、代用品として重宝しているのが、近所のスーパーで¥100程度で買える「パワーエイド・フューエルエックス」なんです。

以前取り上げたベリー風味が美味かった「青いの」は販売終了したのか定かではないが、その後「赤いの」が出たがすぐに店頭から姿を消して、今は「オレンジのヤツ」になっいる。これは「ソーラーフレア」とネーミングされているが、味はオレンジテイストで個人的には「青いの」が断然好みのフレーバーなんだけど今はこれしか出回っていないので仕方がない。 

ただ「フューエルエックス」も自販で買うと¥160するので、大容量エナジードリンクの自販買いではこの手のチープトリック系に頼らざるを得ない。サッポロポッカで出している、「パワースカッシュ」。これは「ナイアシン配合」と謳っているがナイアシンがどんな効能があるのか知らない。ただカフェインもそれなりに入っているのでアッパー系なんだろうか?しかし哀しいかなモンスターエナジーレッドブルみたく「効いた感」がしないのは自販で500mlで¥120という低価格ゆえか?

これは天下のサンガリアから出ている「ミラクルボディーV」という、もうネーミングからしてパチもん感MAXな一品。大体パッケージデザインからしてやる気無さが判る。なんかデカビタC的な瓶飲料を薄ーい金バックであしらっている時点で「効かなそー感」が読み取れるのです。で、味のほうはまあハチミツが配合されている故かオロナミンCっぽい感じで意外にも悪くないのだが致命的なのが非常に炭酸が弱い事。炭酸の強度を比較するならオロCの約60%、デカビタCの約55%程度で、強炭酸好きな自分としてはイマイチでした。成分で特記されているのは「天然タウリン60ml配合」とあり、疲労回復に効果のあるタウリン推しという事はダウナー系エナジードリンクのカテゴリーに入るのだろうか。
今回はこの辺で。ドデカミンとか語っていないブツもまだあるのでいずれまた。

(ユルく語る)日本の歴史・第5回

今回もユルく語れなそうだなあと予告。
雄略天皇は初めて古記録と考古学的成果が一致した天皇であり、つまり確実にその事績が判明している天皇なのである。雄略天皇の中国側呼称(という定説)である『倭王武』が中国に送った上表文に「(祖先は)東は毛人を征すること五十五国、西は衆夷を服すること六十六国、渡りて海北を平らぐること、九十五国」とあり、雄略天皇の時代のヤマト王権の規模を推察できる文面なのだが、考古学的には埼玉県の稲荷山古墳と熊本県の江田船山古墳から「ワカタケル」(漢字表記が難しいのでカナ表記にしてます)と銘された鉄剣が出土している。「ワカタケル」は雄略天皇の本名であり、「東は毛人を征すること五十五国」とは毛野国群馬県、栃木県)に至る関東地方、「西は衆夷を服すること六十六国」とはいわゆる熊襲熊本県)あるいは隼人(鹿児島県)までヤマト王権の版図に入れていたという事の証左なのである。
では「渡りて海北を平らぐること、九十五国」とは?朝鮮半島です。雄略天皇から遡る事7〜80年前、高句麗の「好太王碑」で倭軍と高句麗軍が激突したという事が記録されており、当時倭国朝鮮半島南部の国家である百済新羅を影響下に置いていた事が類推される。この頃にもタイムスリップしたいなあ。当時の朝鮮半島の人々はどんな生活をしていたのだろうか?この時代キムチは無かったけれど、ならば焼肉をガンガン食していたのだろうか?前述したけど倭人と韓人の関係性は結構近かった気がするが言葉や食生活がどれくらい違っていたのか知りたい。
古墳時代はまだまだ続き「継体天皇」「聖徳太子」「蘇我氏」「磐井の乱」「白村江の戦い」等々知りたいキーワードが沢山あるが、モチベーション不足につき古墳時代はこれにて終了。この辺のネタをポッドキャスト「おもれき」で扱ってくれないかなあ。